猫ちゃんが下痢をしていてしんどそう……。
猫ちゃんの下痢が治らず続いている……。
そんな時、病院を受診するとよく出されるお薬は
「ディアバスター」「ビオイムバスター」
という「バスター錠シリーズ」です。
こちらのお薬は簡単に手に入るので、猫ちゃんの下痢に困ったら、
まずはこのお薬を試してみることをおすすめします。
下痢の原因を見極める
もっとも重要なことは、「何が原因で下痢をしているのか?」ということなんですが、これが意外と難しい。
というのも、何かの病気になれば症状として下痢になったり、
薬を飲めば代表的な副作用は下痢だったり、
あらゆる要因が潜んでいるのが下痢なんです。
すぐに見極めるのは難しい下痢症状ですが、
とりあえず高確率で病院から処方されるのがこのバスター錠。
病院でも扱うほどポピュラーなお薬なので、安心して投薬することができます。
急性の下痢の場合
食べ物が合わなかったり、胃腸炎などで下痢をしていると思われる時には、
ディアバスターを投与します。
ディアバスターの投与
●4日以内97%の改善率。完治率は81%。
●投与目安:5~7日
ディアバスターを飲んだ後のウンチは黒くなることがありますが、薬(成分)によるものなので問題はありません。
【併用薬】ビオイムバスター
●ディアバスターとの併用で、3日以内99%以上の改善率。完治率は97%。
●投与目安:7~14日
感染性の下痢や慢性化した下痢の場合
ウイルスや細菌、寄生虫などが原因で下痢をしている場合には、
原因菌を退治する基礎疾患薬(抗生物質など)と、
ビオイムバスターを併せて投与します。
胃腸炎等で下痢が慢性化してしまっている場合でも、
同様の処置(基礎疾患薬+ビオイムバスター)となります。
ビオイムバスターの投与
薬による副作用からの下痢の場合
実はこれが一番多いのではないかと思っている原因。
抗生物質は、病気の原因菌を攻撃してくれると同時に、
良い菌(善玉菌)まで殺してしまうことから下痢が引き起こされてしまいます。
一般的には下痢止めに抗生物質が適用されるくらいなのに、
その抗生物質で逆に下痢になってしまう猫ちゃん……。
かといって、抗生物質をやめるわけにはいかない……。
そこで、抗生物質との併用薬としてビオイムバスターを投薬します。
ビオイムバスターの投与
●投与目安:7~14日
嘔吐には「ボミットバスター」
「嘔吐・下痢」とよくセットにされて言うくらい、
下痢に伴って嘔吐も多い症状です。
毛玉が出たり、一気に食べ過ぎた際に吐くような
ただの嘔吐なら問題ないのですが、
病的な嘔吐……例えば尿毒症による嘔吐になると
日に何度も吐くなど頻度も多くなり、色々と大変です。
そんな時の吐き気止めとしてお役立ちなのがボミットバスターです。
ボミットバスターの投与
●有効成分の塩酸メトクロプラミドによる「中枢性制吐」「末梢性制吐」「消化器機能促進」
●手術、化学療法、消化器疾患に伴う嘔吐や食欲不振の改善
●猫体重1~5kg:半錠を1日1~2回(推奨量:0.5mg/kg)
バスター錠シリーズは、Amazonでも購入可能です!
バスター錠が効かない!?そんな時は……
処方通りに飲ませているのにイマイチ効きが悪い。
改善したかと思ったら、また下痢の繰り返し。
このままずっと飲ませ続けて大丈夫なんだろうか?
もしもこのような悩みにぶち当たってしまったら、
水素を試してみることを強くお勧めします。
なんと、水素には下痢や便秘を改善させる効果があるんです。
実は私が飼い猫の下痢に悩んでいた時に水素を試した結果、
実際に下痢が治ってくれたという経験があります。
まとめ
猫ちゃんの体調が悪くなる時というのは、
なぜか病院が休みになるタイミングだったり……
すぐに見てもらうことができない夜間だったり……
なんていうことが多いのが困りもの。
お腹の弱い猫ちゃんがいる場合、常備薬として持っておけば
いざという時にもすぐに対処できるので安心かと思います。